
リースバックをおススメできる人の共通点
皆さん、こんにちは! LIXIL不動産ショップ Life Smileの浜谷(はまや)です。
今回は、私が多くのご相談を受ける中で感じている「リースバックをおすすめできる人・できない人」について、実例を交えて本音でお話しします。
実は、リースバックをして状況が良くなる人と、逆に悪くなってしまう人がいます。 その違いはズバリ、「将来の収支を具体的にイメージできているか」にあります。
「売却資金」が入る代わりに「家賃」が発生する
リースバックをすると、まとまった現金が手に入り、住み慣れた家にもそのまま住み続けられます。一見いいことばかりに思えますが、一方で「毎月の家賃」という新しい支出が生まれます。1年後、5年後、10年後の生活がどう変わるのか、そこを追求した実例を見てみましょう。
☆札幌市北区:90代・80代ご夫婦のケース☆
「目先の不安」を「10年以上の安心」に変えた決断
【ご相談時の状況と悩み】
・ご主人様が体調を崩し、入院・治療費で貯金が底をつきかけていた。
・今後また何かあった時の費用が不安。でも、体調的にも金銭的にも引越しはしたくない、、、。
●当時の家計(月)
年金収入 - 生活費 = 毎月2万円の貯金 (やりくりはできていたものの、まとまった備えがない状態)
【リースバック後のシミュレーション】
・手元の現金:約650万円(売却価格から諸費用を引いた額)
・新しい家計(月): 年金収入 - 生活費 - 家賃(5万円) = 毎月3万円の赤字(切り崩し)
【今回のリースバック、ここがポイント】
毎月3万円の持ち出しになりますが、手元には650万円あります。
そのうち200万円を「突発的な医療費」として予備に残し、残りの450万円を生活費に充てると
450万円 ÷ 3万円 = 150ヶ月(12.5年)分
90代というご年齢を考えると、「今後12年以上、お金の心配をせずに今の家で暮らせる」という確かな安心に繋がりました。
【おすすめできないのは「現状」しか見ていない方】
もし先ほどの例が60代の方だったら、12年分の生活費では足りませんよね。
私が「リースバックをおすすめできない」と感じるのは、「目先のお金」だけを見て、将来の収支を後回しにしている方です。
以前、こんなご相談がありました。
・70代単身女性。年金は月30万円と高額。
・しかし、現役時代の贅沢が抜けず、支出は月40万円。
・借金が200万円まで膨らみ、督促が来ている。
・「引っ越したくないから、リースバックで借金を返したい」
、、、まずは生活スタイルを見直そ!と思いますよね
リースバックで一時的に借金は返せても、このままの生活では数年後にまた同じ(あるいはもっと苦しい)状況になるのが目に見えています。家賃が発生する分、以前より状況が悪化する可能性すらあります。
【まとめ】リースバックは「未来を描く」ための手段です
リースバックを検討することは、今の生活と将来のプランをじっくり見直すきっかけにもなります。
「自分たちの年齢や家計でリースバックをすると、何年安心して暮らせるの?」 そんな疑問があれば、一緒にシミュレーションをしてみませんか?
今回は「お金」に焦点を当てましたが、実は金銭的な理由以外でリースバックを選ばれる方もたくさんいらっしゃいます。
そのお話はまた次回に。以上、Life Smileの浜谷でした!
